わたしの手で

今、母になって自分の子供に靴を作るという貴重な機会を与えられています。
これまでも歩き易さや履かせ易さを考えたデザインで制作して来ましたが、実際に使ってみて、もう少しこの方が良いなという発見もありました。機能的に譲れない所もありますが、細かな所では、マジックテープの端は尖らないようにカットしたり、通気性を考えたり、洗う事や汚れにくさを考えたり、楽しく歩けるかなぁ?とか、やっぱり自分で作るとなると想いが膨らんで、あれやこれやと大変です。
だけど嬉しい事に、新しい靴を履かせると喜んで楽しそうに歩き始める息子を見ると、「イヤだぁー」って言われるまでは頑張ってつくりたいなぁ。玄関に行くとちゃんと自分の靴を履こうとしますしね。これからは成長に合わせて自分で履けるデザインや正しい靴の履き方も教えていきたいです。
靴育って言葉は無いのかな?

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街中では、素敵な靴を履いてますね、って声を良くかけられますが、「私がつくりました。」と言ってもだいたい話を流されます。
自分の手でつくれる!って事がまだまだ知られていないんですね。自分のお子さんやお孫さんへのベビーシューズづくりは本当に良いコトガラなのでもっと広まると良いなぁと実感させられてます。

写真は息子のために作った夏の靴。5つ編みストラップに白のパンチングメッシュにしました。
10ヶ月手間から歩き初めて、今ではトコトコ走ってます。もうすぐ13ヶ月になり、外でも元気いっぱいな男の子です。
母子揃って、今を楽しまないと!なこの頃です。
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