いっぱい歩いた

Pasted Graphic 58
 
2007.5.17 CHISAKI』とインソールへ刻まれたベビー靴が約一年ぶりに手元へ返ってきました。
久しぶりに目にしたその靴は桜色のヌバックだった革がベージュに変わり、一歩一歩大地を踏みしめ味わいのある靴になっていました。13cmの小さな足でもこんなに歩いたり走りまわったりするとはちょっと驚きでした。
よく「ファーストシューズは履かないうちに大きくなってしまうからもったいない」という言葉を耳にしますが、実際には一才半を過ぎた頃には、結構いろんな道を興味津々に歩いて一歩一歩成長していくんですよね。マジックテープで止めた足首のストラップは自分で剥がして脱ぎ履きもするくらい。
子供の成長はとっても早いものだけど、その一時でしかない大切な時間を一緒に過ごした素敵な一足です。
貴重な靴を見せていただきありがとうございました。

まだ少し指先に余裕があるとのこと。桜の季節にはもっと大きくしっかりとした足になるでしょうがそれまでもうちょっとの間この靴を履いてたくさんの発見をしてくださいね。