復活!


DSC03212

18センチの靴。
このぐらいのサイズになるとベビーシューズとは違って、ほぼ大人の靴と同じ構造でつくります。甲革と裏革の間には先芯と踵芯を入れ、大人顔負けにつり込みをして、押し斑まで巻きソールを張ります。違う所は、筋力の少ない子供の足なので中底にはやわらかい革を使って返りの良さを出すぐらいです。
大人の靴をそのまま小さくしてつくり込んだようなものなので、さぞかししっかりつくれていることでしょうと思ってました。
が、、、子供の靴の損傷は激しいです。木登りやスポーツでくたくたになって私の所に帰ってきたので、傷を直し、ソールを直し、出来る限りピカピカに磨いてみました。表面は汚れてましたが、さすがにしっかりした構造でつくったので、アッパーはまだまだ元気でした。
きれいに生き返った靴は、次はサッカーの大好きな弟くんの靴としてまた活躍してくれそうです。
また会う日まで頑張ってきてね!!