暮らしのデザイン

IMGP1531
七宝結びのブレスレット。
こちらも革ひもを結んでつくってみました。

子育てで両手がふさがっていることがしばしばですが、頭の中は自由なもので

これからの物作りで、いいなーと思うこんな事、考えていました。
これまでのようにプロダクト製品のデザインだけをデザイナーが行ったり分業生産するのではなく、小さくても自身が良いと思うモノゴトをイベントとしてプロデュースし、モノづくりから、集客、宣伝、思想まで一貫して行う、想いをカタチにするアクティビティ。
それは、モノづくりにとどまらず、素朴に暮らしを見つめる作業でもあり、人、物、地域、社会、自然とのつながりを深め、より充実した暮らしを見つめる事になります。
優れたアクティビティは視界を拡げてくれたり、当たり前だと信じていた古い価値観にとらわれる事なく、クリエイティブな新たな視点や方法を生み出してくれます。また、商品を提案するだけでは無く、積極的に情報公開していく事でお互いの立場が変わり(生徒が先生になったり、お客さんが製作者になったり)、同じ物事に共感し、アイディアを生み出し互いに与え合う事でさらなる楽しみが広がっていきます。出来上がった生活に身をゆだねるのでは無く、自ら暮らしをデザインすることで小さくても豊かに生きる確かな目と思考を持つ事、そして社会との関わり方を自ら創造することも可能な時代だと思います。
一人の力は小さなものだけど、自らの手でゆったりとこれからの暮らしを考える活動には明るい明日を感じます。